災害対策パッケージ「RRDF」

再フォーマット処理


再フォーマット処理では、受信サイトでアーカイブされたデータから各DBMSのオリジナル形式のログおよびジャーナルを作成します。これらのオリジナル形式のデータセットは災害時にDBMSのフォワードリカバリー処理に使用できます。

再フォーマット処理は、災害状態からの回復時間を最短にするためにアーカイブ処理の都度引続いて自動的に実行することもできますし、また受信サイトでの資源使用を制限するためにいくつかのアーカイブファイルをまとめて処理することもできます。

再フォーマット処理は複数のDBMSリージョンで作成されたデータの処理を一度に行なうこともできますし、各DBMSごとに別々に行なうこともできます。

再フォーマット処理にともない必要となるIMSのRECONデータセットの更新、DB2のBSDSコントロール文の作成、ユーザージョブで使用するDDステートメントの作成のためのユーティリティが提供されます。

再フォーマット処理は遠隔地におけるシャドーデータベースの作成を可能にします。DB2およびIDMSシャドーデータベース化は、再フォーマット処理をRRDF Log Applyや、E-Net2 IDMS Shadow Database Facilityと一体化し実行することにより行なわれます。